一関市国保藤沢病院／一関市病院事業

訪問診療とは？
ご自身での通院が困難な患者さんのもとへ、医師や看護師が定期的にご自宅や施設を訪問し、計画的に診療を行うサービスです。単に病気の治療だけでなく、健康状態を管理し、入院が必要な状態を未然に防ぐことを目指します。

慢性心不全
心臓の機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態が慢性的に続く病気です。早期に発見し、適切な治療と生活管理を続けることで、病気の進行を抑えることが可能です。気になる症状がある場合は、早めに相談してください。

骨粗しょう症
骨の密度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。骨の内部がスカスカになり、まるでスポンジの目のように粗くなることから、その名がつけられました。

高血圧症
血圧が正常範囲を超えて高い状態が慢性的に続くことを高血圧といいます。心臓病や脳卒中などの重大な病気を引き起こすリスクを高める病気です。血圧が高いと指摘された場合は、放置せずに医療機関を受診しましょう。

フットケア
美容やリラクゼーション目的のフットケアとは異なり、足のトラブルの予防と改善に特化しています。足のトラブルは放置すると、歩行困難になったり、全身のバランスを崩したりする原因にもなりかねません。

糖尿病
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが不十分になり、血液中のブドウ糖（血糖）が増え、高血糖の状態が慢性的に続く病気です。発症の原因によって1型糖尿病と2型糖尿病の2つのタイプに分けられます。

COPD（慢性閉塞性肺疾患）
「肺の生活習慣病」とも呼ばれ、主に喫煙が原因で肺の機能が徐々に低下していく病気です。病気はゆっくりと進行し、一度壊れた肺は元に戻りません。COPDの最大の原因は喫煙です。

睡眠時無呼吸症候群
眠っている間に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。これにより、体内の酸素が不足し、さまざまな健康問題を引き起こすことがあります。

高脂血症
血液中のコレステロールなどの脂質が多すぎたり少なすぎる状態を指します。放置すると血管の壁に脂質がたまり、動脈硬化が静かに進行し、動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる深刻な病気を引き起こすリスクが高まります。

認知症
何らかの病気によって脳の機能が低下し、記憶や思考力、判断力に障害が起こることで、日常生活や社会生活を送ることが困難になる状態を指します。加齢による「もの忘れ」とは異なり、その症状はゆっくりと、確実に進行していきます。

ヘリコバクターピロリ菌感染
ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する細菌です。ピロリ菌に感染しても自覚症状がないことがほとんどですが、この菌が長期間胃の粘膜に住み着くことで慢性的な炎症を引き起こし、さまざまな病気の原因となることが分かっています。

帯状疱疹
水ぼうそうと同じウイルスによって引き起こされる病気です。一度水ぼうそうにかかると、ウイルスが体内の神経節に潜伏します。ストレスや疲労、病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活動を始め、発症します。

関節リウマチ
自己免疫疾患の一つで、自分の免疫システムが誤って自分自身の体の組織、特に関節を攻撃してしまう病気です。本来、体を守るはずの免疫細胞が、関節の滑膜という部分に炎症を引き起こし、やがて骨や軟骨を破壊してしまいます。

頭痛
頭痛は多くの人が経験する一般的な症状ですが、その原因や種類は様々です。群発頭痛は、非常に強い痛みが特徴で、数日から数週間、毎日ほぼ同じ時間帯に頭の片側に起こります。目の奥をえぐられるような激痛で、 専門的な治療が必要です。

難病
「難病の患者に対する医療等に関する法律（難病法）」により、国が医療費助成の対象として定めたものが「指定難病」です。当院では、パーキンソン病、SLE（混合性結合組織病）などの疾病に対応しています。